ちいさな違和感

日常のなかに潜んでいる(良い意味での)小さな違和感をきちんと拾って丁寧に膨らませてゆくこと。膨らませ続けること。それは道に落ちているかもしれないし、誰かが運んでくるかもしれない。あるいはすでに自分の手のなかにあるかもしれない。だから、(他人からみれば)どんなつまらなさそうなことでも大切にしたほうがよいと僕はおもう。「これは仕事じゃないから」「食えないから」と、捨てやったりしない。ぼくらの興味の矢印はきっと、大切なコンパスだから。

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ときどきそうやって、日常のなかにある "小さな違和感" を膨らませた作品に出くわすと、そしてその膨らませたものが自分好みのものだと、とてもワクワクするし自分もそういうものをつくっていきたいな、と思う。どうしてだろうか。僕らが抱えている日々の美しさや、儚さ、あるいはその可能性に気づけるからなのかな。それにしても今日も天気がいい。今日はたくさん文章かくぞ。