過日

手紙の代わりに

京都・河原町にて

ひとりで京都にいる。10月末から岡山、直島、豊島、犬島をまわって京都に帰ってきた。今年は初めて瀬戸内国際芸術祭に足を運んで、しかも、春夏秋すべての会期を回った。感想を言うのが苦手なので避けるけど、とにかくめっちゃ勉強になった。20〜23歳の頃。いわしくらぶをまだ立ち上げるまえの、模索していた(そして苦しかった)あの時期を思い出した。そうだ、僕はもっと創造をしたいんだ。そう思った。あの頃は音楽もやったし、芝居もやったし、小説にも挑戦した。いろいろ試した結果〈お店をつくる〉というアウトプットに、あの頃の僕は落ち着いたけれど。もしかすると、次の十年はもうすこし形を変えてもいいかもしれない。別の言い方をすると「もっとアーティスティックにやってもいいかもしれない」。今になって振り返ると、いわしくらぶも作品のひとつなんだ。だけど、それに気づいてなかった。いや、忘れてたのか・・・?今となってはあの頃の記憶すら霞んできてしまった。やれやれ。とにかく、今年は瀬戸内に足を運んでよかった。大切なものを思い出せたし、次の十年を進むうえで必要な過程だった気がする。