過日

手紙の代わりに

山小屋にて②

8時半に目が覚める。窓から陽が差しこんでいる。尿意を催し、外にあるトイレへ向かう。昨日の朝ほど寒くもなく、蛇口の水も凍っていない。トイレを済ませてから、そのまま歯を磨く。風もなく、気持ちのいい秋晴れだ。部屋にもどり、煙草とパソコンとチョコレートをもって、歩いてカフェへと向かう。カフェに着くと山小屋の主であるジョンくんが薪ストーブのまえでパソコンを叩いてる。

「おはようございます」

「おはようございます」

コーヒーを淹れてもらう。チョコレートを食べながら、パソコンを開きコーヒーがでてくるのを待つ。溜まった通知のマークが目に入る。LINE、Messenger、Twitter、Instagram、etc・・・・・・。この時間は一旦それを開かずに、今日やることをざっくりとイメージする。そしてブログに向かう。朝のこのまだ寝ぼけている頭のうちは、すぐにギアを回すことはしない。適当な文章を書く。そうやって、少しずつエンジンを暖めていく。北国の冬の車の扱い方と同じように、まずは暖気するだけ。外に目をやる。ナラの落ち葉が雪のように積もっている。北海道の景色を思い出す。