過日

手紙の代わりに

長野・川上村にて

山での生活も今日で最後だ。最後の2日間は都内から友人がきていて、一緒にテントに泊まった。一人きりの山小屋生活とは少し変わって、複数人でのキャンプはやることが多い。ご飯もつくるし、薪も割るし、寝床も整えなければならない。しかし、その大変さが楽しい。今回は8日からずっとこの山にいたけれど、普段は忙しくてなかなか考えられない種類のことを考えられたような気がする。ひとりである程度の時間、思考の海に潜っていなければ考えられない種類のことを。直感というか、これからの自分にはそういう時間がかなり必要になってくる気がする。市街にいて「走りながら考える」というよりかは、山や森に入って「腰を据えて考える」ような時間が。2012年にいわしくらぶをつくって10年、2022年にOchillをつくって、これからの10年。これまでとはやり方を変えて、挑戦してみたい。より深いところに、より暗いところに。