過日

手紙の代わりに

見送り

キルタが東京に帰って3日が経った。いつもは一緒に東京に帰っているキルタを、今回は京都駅で見送った。なんとも不思議な気持ちだ。「ついに京都民か」と、彼を駅で見送ることで、いよいよその実感がこみ上げてくる。そうして一瞬だけ、あえて感傷に浸ってみたあとで、それでもやっぱり楽しみにしていた京都生活だから、その事実には、この胸が躍らないわけがない。「この町での生活を組み立てていくぞ」という野心めいたものがふつふつと湧いてくるのである。