梔子香

0525起床

坐禅から一日をはじめる。今日は雨。しとしと降る雨の音が心地よい。数年前、お香を買い集めるのが趣味みたいになっていた時期があって、そのおかげで向こう一年間くらいはお香には困らない。うん、お香だけはね。意識してなかったけれど、あらためて棚卸しすると、白檀や沈香が多くってお店でも使えそうでひと安心。京都はもちろん、奈良、鎌倉など、行く先々で買い集めた、いまとなっては淡い記憶。最近はたばこを吸うことが減り、そのかわりにお香を焚くことが増えた。お客さんを迎えるときにもそうだけど、ひとりで黙々と作業をするときにも焚いている。お香がたばこを代替するものか、と初めは疑ったけれど、すくなくとも僕の場合は代替するらしい。そもそも、たばこをニコチンでなく香りが目的で吸っているようなところがあるのかもしれない。香りといえば、数日前から家のまわりで梔子(クチナシ)の花が咲いている。調べてみると、6月から7月のちょうど梅雨の時期と重なるように、白い花を咲かせるらしい。香りが良いため、金木犀(キンモクセイ)や沈丁花(ジンチョウゲ)と並んで「三大香木」と言われているそうな。しばらく花びらの前で立ち止まってしまった。さて、今日は落散の予約がない。思う存分掃除をして、たまった仕事を片付けていくとするか。