行と願

0554起床

今日はひさびさに茶の稽古。

 

1647カフェ

稽古をおえてひと息。

今月は1日から15日まで毎日茶を点てた。薄茶平点前。「この型は簡単そうに見えて、じつは究極の型なんだよ」先生は言う。4月末からの限定公開10日間では、お客さんに手前を見てもらうのは不安だったけど、回数を重ねるうち少なくとも肚は決まってきた。そのときの精一杯をやるしかないと、とにかく数をこなした。だからこそ、一ヶ月ぶりの今日の稽古はいつも以上に沁みた。真綿が水を吸うようにとはこのことかもしれない。しかし、この行には終わりがない。

 

「行あって願なきものは菩薩の魔事なり」

 

大般若経の魔事品にある言葉だ。修行をしても、「願」がなければ、ハンドルのないオートバイみたいなもの。行、行と繰り返したって、あっちへ行ってはぶつかり、こっちへ来てはぶつかり、ついにはコロコロと崖から落ちてしまう。日々の「行」を「願」によってはじめてまとめられるというもの。さて、ぼくの願はどこにある?こちらはもう少し時間がかかりそうだ。