日記

在家のまま禅を学んでいます

旅にでよう

0645起床

シャワーを浴びて、髭を剃る。両親と合流して、建仁寺・両足院へと向かう。朝坐禅をするためだ。「坐禅とは観察です。なぜ観察するのかといえば、理解するためです。自分の取扱説明書をつくるためです」何度も聞いているはずの東成さんの説明が、今日ははじめて聞くように新鮮だ。スッと染み込んでくる。

 

坐禅を終えてから、庭を見つめ、あることを考えていた。

 

少しずつものを減らしていこう。そして「これ以上は減らせない」というところまで来たら、吸うお茶を携えて、しばらく旅にでてみよう。とにかくたくさん吸って、たくさん坐りたい。さまざまな場所で。「大地くんは放浪癖があるから、僧堂に行ってもすぐに逃げ出すと思うよ」宗看先生が言っていたことはその通りだ。僕には僧堂に行くよりも、放浪をして、いろんな場所で修行を積むほうが合っている。すくなくとも今は、そんな妄想にワクワクしている。

 

そのためにできることを、今日から始めよう。準備を積み重ねていこう。毎日好きなだけ坐ることを自分に許し、本をたくさん読もう。後進を育てて、いま抱えている仕事も任せられるようにしよう。自分の考えをどんどん発信しよう。そうやって練り上げていこう。

 

そんなことを今朝、考えた。